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タネにまつわるエトセトラ

■タネにもある?有機認証

欧米では、栽培に使用されるタネも有機認証の対象となっています。

ヨーロッパの有機認証の基準は、欧州連合理事会が決定しています。

●有機作物は、非有機作物から離れたところで栽培すること 。
●有機作物の生産は土壌の有機物を保持または増加させ、土壌の安定性と生物多様性を拡大し、土壌圧縮及び土壌浸食を防ぐ耕作地活用及び栽培方法を用いること。
●バイオダイナミック農法を使用することができる。
●ミネラル窒素肥料を使用しないこと。
●環境汚染しないこと。使用されるすべての作物生産技術は、環境汚染へのいかなる関与も回避し最小化するものであること。
●病害虫によるダメージを防止するため、栽培する植物やロテーション、天敵、栽培技術などを考慮すること。
●一世代以上、これらの規則に則した環境で生育した種子を使用すること。

となっています。


※1:http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2007:189:0001:0023:EN:PDF
      欧州連合理事会:有機生産・有機生産物の認証ラベル及び規則の廃止に関する理事会規則 No 834/2007
      



グリーンフィールドプロジェクトは、ヨーロッパ有機認証種子の輸入業者・小分け業者として年次監査を受けることで、ヨーロッパ有機認証ロゴマークを付けて種子を販売しておりました。

しかしながら、2020年4月1日以降は、ヨーロッパ有機認証ロゴマークではなく、自社認証のロゴを付けて販売することとなります。

欧州委員会が、日本国内にある有機認証監査機関に対して、種子に対するヨーロッパ有機認証の監査権限を付与しない旨通達してきたためです。理由として、欧州と日本は種子に対する有機認証の同等性を相互に認めているため、日本国内での有機種子の流通は有機JAS規格で行われるべきであり、ヨーロッパ有機認証は必要ないとの見解です。

農林水産省に確認しましたところ、ヨーロッパから有機認証に対する同等性を認める範囲を定める文書に種子が入っており、日本国はこれに対して削除は求めなかったとのことです。一方で、現在の有機JAS法では種子は認証対象外のため、国内で種子の有機JAS認証は取得できないとのことです。 結果として、日本国内において国レベルでの第三者認証の取得ができなくなるため、当面は自社認証とさせていただくことになります。※販売する有機種子は従来と何ら変わるものではありません。


有機農業のホントのほんと

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